厳密に言うと『携帯料金』では無く『通信料』ですね。笑
しかも『値下げ』ではなく『新プランの登場』 が正解です。
今回の件で大半の人は、
「携帯料金が安くなって嬉しいけど、安くなった理由についてはよく知らない….」と思うので
携帯料金が安くなった理由を少し調べてみました。
※あくまで素人の調査ですので参考程度に読んでもらえると嬉しいです。
▼値下げの理由
① 政府からの圧力
この理由はニュース等でよく出ていた話題なのでご存知な方が多いと思います。
およそ2年前に「4割程度の値下げの余地がある」という発言をした
菅義偉官房長官(当時)は9月に内閣総理大臣に就任し、
その政権の重要施策の1つとして「携帯電話の通信料金の値下げ」が組み込まれています。
②「非対面」「オンライン手続き」人件費削減
受付拠点や提供サービスの絞込みを行うことで効率化を図るので
全て自身でサポート対応する仕組み。
世間はご時世の関係もあって、この仕組みを受入れやすかった とも考えられます。
③ 若者を中心にターゲットとしたネット内のサービス増加
携帯電話会社は通信や通話以外にも、
動画や電子書籍といったコンテンツ、スマホ決済サービスなどの様々なサービスを提供しており、
それらを顧客に利用してもらうことで 大きな収益に繋がっているそうなので
今後顧客が流出しないよう今回の格安プランを出したのだとか。etc…
他の理由もあるかとは思いますが代表的には上記3つなのかなと。
オンライン化が進行しているので、
今回の件でもかなり時代が変化している出来事な気もします。
▼メリット・デメリット
新プランのメリット・デメリットについて、
オンライン契約で簡単に早く切替えできる、
または各会社の特典メリットも多々ありますが、
サポート面が かなり削られているので、
今後デメリット面が目立ってくるのではないかと予測してます。
(参考:SIM提供のメリット・デメリット)
その削られたサポート面とは、
オンラインのみのサービスな為、
店舗が無いので 何か不具合等が起きた場合、
直接相談・対応してもらうことは出来ません。
ですので、基本的にはWEB上で問題等を
自身で探す・解決する必要があるので、
新プランは若い世代をターゲットとしているそうです。
また、SIMカードのみの提供になるので、
これまでの携帯本体の紛失や水没・破損のサポートもありません。
本体が故障した際は、アップルショップで本体を購入するか、
中古で購入する、または携帯ショップで本体のみ購入する。の3択になってくるかと思います。
とにかくなんでも自分でやってね !感が強い….だから安く出来るわけです。
今後は、本体とプランは『別々なモノ』と判断して考えた方がいいでしょう。
….トータルで見ると、今回の新プランより、元々の3大キャリアが
一番安心でお得なのかなとも思います。
個人的には、料金・サポート・通信環境面などで全体を比較すると
ソフトバンクのギガ無制限家族割りが最強なのではないかと…
(ただ例外として、ワイモバイルのポケットwifi契約、機種はGALAXY?で価格が100円(!?)にすると、
ギガ使い放題で月々1000円程で済むという裏技もあったり….)
▼値下げの影響
文頭にもあげた”値下げでは無い”という件について、同様に批判する意見も多く見受けられました。
“まったく引き下げになっていない。
全体を下げろと言っているのに特定の容量を使う人向けに新たなプランを作っただけ。
ユーザーが求めているのは、わかりやすく現行プランのまま、金額が下がること。”
“3大キャリア自体は何も変化してなく、サブブランドが出されただけであって、
それを看板にし 後ろで何もせず隠れている。”
言いたい事は凄くわかる気がします…
ただ今回の値下げの影響で、しわ寄せとなってしまっているのが『5G』の進行です。
今後は超高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムの
本格普及を見据え、
エリア整備のために膨大な投資がかさむだけに、
これまでのような高収益を維持するのは困難になるので、
5Gの進行はさらに遅れが出るとも考えられます。
…いかがでしたでしょうか。
ちょっとでもタメになったと思ってくれてたら嬉しいです。
新しい事の初めって、どうしても受入れにくく、否定的になってしまいがちですが、
数年も経てば、必然的に当たり前なモノになるのがほとんどなので、折れずに継続が大切ですね。
以上、携帯料金の値下げ理由でした。