新機能リピートアートでイラスト効率化

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Illustratorを2021にしてから、しばらく気づいていなかった機能があります…
それはリピートアート。

オブジェクトを自動でリピート配置してくれる機能です。
オブジェクトを選択後、
ツールバーの「オブジェクト」>「リピート」で選択・実行できます。

ラジアル(放射状)・グリッド(格子状)・ミラー(対称)の3つのモードがあり、各機能の詳細はこんな感じ。

①ラジアル(放射状)

円形にリピート配置できます。今までは角度計算をしてcommand+Dでコピーして間違えたらまた角度計算して…なんて作業をしていましたがこれなら重なりや繰り返す個数も後から調整可能です。花びらの配置などには持ってこいの機能ですね。

②グリッド(格子状)

グリッド状にリピート配置します。パターンの作成にも役立ちそうです。XDのリピートグリッドのような機能ですね。

③ミラー(対称)

左右対称にリピート配置します。軸や角度の調整も可能です。

これらの機能、重ねがけも可能なので、ラジアルでリピート配置→グリッドで水平・垂直に配置後、要素をいじりたいときは
右クリック>選択リピートを編集を押すことで変更できます。
全てにオブジェクトがインスタンスでつながっているので、変更を加えれば全てのリピートアートにオブジェクトの変更が反映されます!今までは修正後一からコピペで増やしていた手間が省けますね!

新たな便利機能、リピートアート。必要に応じて取り入れて効率化を図っていきたいと思います。
これからもIllustratorの進化には期待大!ですね。

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