街の景色がだんだんと秋・冬仕様になってきましたね。
秋といえば、食欲? の秋一択のワタクシ。。。
今回は、そんな食欲の秋にちなんで美味しそうな名前のWEBに関する単語をご紹介したいと思います。
1.パンくずリスト
ユーザーが現在見ているページの位置を示すもので、あの有名なグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」が由来とされています。
(二人が森の奥に行く際に迷わないようにパンくずを落として道順を残したアレです。)
最初この名称を聞いた時は「キャッシュやゴミかな?」ぐらいに思ってましたが、由来を聞いてなんだかとても可愛いなと思いました。
設置のよくある形として、下図の赤枠のような感じで使われます。
TOP(またはHOME)>カテゴリーや一覧ページ>今いるページ名 と言う感じですね。
現在見ているページ以外はリンク遷移ができることがほとんどで、ヘッダーやサイトのメニューやナビから探さなくても元のページに移動できるのがユーザビリティー的には良いかと思ってます◎
その他、SEOにも影響があるようですが、この話は今回はスルーで。
(気になる方は「パンくずリスト SEO 」などと検索してみてください? )
2.ハンバーガーメニュー
スマホ版のWEBサイトやアプリケーションなどでよく使われているのですが、右上や左上にある漢数字の“三”のようなものです。
ここをクリックすると色々な動作でメニューが開くのが主な仕様ですが、三本線が並んでいるその見た目がハンバーガーのようなので「ハンバーガーメニュー」という名前だそうです。
サイトでよく使われているのはハンバーガーメニューなのですが、その他にも「お弁当メニュー」や「ミートボールメニュー」や「ケバブメニュー」という呼び方もあるそうです。
#個人的にはケバブメニューと言うよりお団子メニューってイメージですけどね。(完全に見た目です?)
3.Cookie「クッキー」
SNSやネットショッピングサイトなどでIDやパスワードを入力する機会があるかと思いますが、その情報を記憶し次回からの入力の手間を省くことができるのがCookie(クッキー)の仕組みです。
サイトを閲覧している時などに『Cookie(クッキー)を有効にしてください』という表示を見かけた事がある方もいるかと思いますが、それは入力した情報の保持を許諾=有効にしてくださいという事です。
近年どこでもいつでもショッピングができるECサイトなどで、カートに入れた商品がページを移動したりログアウトしても残っているのは、この機能のおかげなのです。
4.キャッシュ
(キッシュに似ていないですか?・・・はい、無理やりですね。)
WEBサイトの更新業務をしていて、毎日って程立ち向かうキャッシュの壁。
これは「よく使うサイトページへのアクセスを早くし、すぐ表示して見せてあげよう!」というサーバーの優しさから、一時的に記憶装置にデータを保存する仕組みです。
Webサイト制作でページの修正をおこなった場合、キャッシュに情報が残っていることで古い情報が表示されてしまうケースがあります。そのような際は「CTRL+F5」や「command⌘+R」のショートカットでページをリロードすると、最新の情報が表示されるようになります。
それでも最新の情報が表示されない場合は各ブラウザの設定からキャッシュの削除操作を行なってください。
いかがでしたか? WEB業界はカタカナや略字アルファベットの単語も多く、用語を聞いてすぐに意味を理解するには難しいものも多くあると思いますが、今回のように聞いてるだけでお腹が空いてきそうなユーモアに飛んだネーミングの単語も存在するのです。 「お団子メニュー」や「綿アメモーダル」など、“こんな名前の単語とアニメーションがあったらユーザーに興味を持ってもらえるかも??”と妄想しながらサイト構成を考えてみるとサイト製作も楽しめるかもしれませんね。