前回、複合キーワードこそ有能、ビッグキーワードいらね、みたいな記事を書いたが、そこまでビッグキーワードを蔑ろにしようとは思っていない。
むしろビッグキーワードこそ広告の主役である。
複合キーワードは名脇役といったところか。どちらが欠けても上手くはいかない大事な仲である。
【例】みかんを宣伝して売りたい場合
ビッグキーワード「みかん」
複合キーワード「みかん 愛媛県産」「みかん おいしい」など
ビッグキーワード「みかん」を使用するにあたり、切っても切り離せないのが除外キーワードである。
「みかん」自体をキーワードに入れるとアクセスがかなり多くなるだろう。吃驚するかもしれないが我慢するのだ。しばらくすると「検索キーワード」のデータが取れるので、それを確認する。
改めてこの広告で来て欲しい人は誰か?
そう「みかんを買ってくれる人」だ。
「みかん」の関連キーワードの中でみかんを購入しないであろう人を除外し無駄な広告費が掛からぬよう精査していく必要がある。
【除外例】
「みかん 育て方」「みかん 果物 野菜」
かなり大雑把な例だが、イメージ的にはこのようなキーワードで検索してきている人だ。
みかんを育てようと思っている人はみかんを買わないだろうし、みかんが果物か野菜か分からない人はみかんに対してそこまで興味がないと思われる。
早々に除外キーワードに登録しよう。
何でも除外すればいいわけではない。「みかん 値段」を調べているみかんを買ってくれるかもしれない人は当然除外すべきではない。
そこは予算と相談しつつ含めるか除外するか決めていこう。
これは広告がある程度安定するまで細目に作業する必要がある。不要なアクセスを制限し無駄なクリックを削っていった先に、真の優良顧客はやってくる。
根気よく作業に徹しよう。