MultipassインスタンスへのVirtualminのインストールと共有フォルダ作成の試行

Date:

Share post:

前回のブログからの続きで、Multipassで作成したWebmin環境にVirtualminをインストールしてみます。

Webminの初期設定については、以前のブログ記事などにも記載があるので割愛します。(言語、システム時間設定、パッケージ更新までが終わった状態にしています。)

上記の通り、パッケージ更新後にWebminからログアウトしてインスタンスの再起動を行いました。

再起動後に、インスタンスへアクセスします。(multipass shell ubuntu2004 )

Virtualminのインストール用ファイルをダウンロードしてインストールします。(sh install.sh

インストールが完了しましたので、Virtualminへログインして、仮想ホストの設定を行います。(こちらも詳細は以前のブログに既出の内容になりますので割愛します。)

仮想ホストが公開表示されていることを確認します。

表示の確認ができましたので、共有フォルダの設定を行いたいと思います。Vagrantの際はVagrantfileへの設定記載を行なっておりましたが、Multipassはこの場合もコマンドになります。

SHELLからログアウトした状態で以下のコマンドになります。

multipass mount ~/project/test ubuntu2004:/home/ubuntu2004/public_html –uid-map 501:1001 –gid-map 20:1001

ubuntu2004:インスタンス名

–uid-map 501:1001(ホスト側のユーザーID:ゲスト側のユーザーID)

–gid-map 20:1001(ホスト側のグループID:ゲスト側のグループID)

ホームディレクトリ配下にproject/testディレクトリを作成して、そのディレクトリを仮想ホストのドキュメントルートにmountした形になります。

マウントされている状態を確認します。

Mount状態が確認できると思います。

SHELLでログインしてmount状態とユーザー、グループを確認します。

ゲスト側のユーザー、グループでmountされました。

個人的な所感ですが、ここまでできるので、ローカル環境作成でも使用できそうな気はしました。

ただ調査しきれていないのですが、インスタンスのbackupや再配布については(方法があるのかどうか?)見つけられませんでしたので、引き続き調べてみようと思います・・・。

Related articles

ローカルSMTPメールサーバ(Mailpit)をE...

ローカル環境でのメール送受信テストにつ...

EC-CUBE 4系のプラグイン開発について その...

今回は、ちょっとハマったプラグインのイ...

EC-CUBE 4系のプラグイン開発について その...

前回のブログの最後でちょっと書いたので...

EC-CUBE 4系のプラグイン開発について その...

前回、プラグインを一旦有効化させて管理...